アラジン

1992年に公開され、大ヒットしたディズニー映画『アラジン』。
アニメ版の公開から25年以上たった今でも愛され続けている作品で、2019年には実写版も制作されてますます人気が高まっています。

『アラジン』に欠かせないのが、愉快なランプの魔人ジーニーです。

物語の結末ではもちろんジーニーにもハッピーエンドが待っているのですが、アニメ版と実写版では最後の場面に違いがあることをご存じですか?

実写版の最後では、ジーニーに意外な展開が訪れます!

大人気キャラクターであるジーニーの映画ラストシーンを、アニメ版と実写版の違いを踏まえてご紹介します。

アラジンの魔人ジーニーの願いとは

ジーニーは、魔法のランプの中に住んでいるどんな願いも3つ叶えてくれる万能の魔人です。

アラジンはジーニーと出会ったことで、貧しい市場の若者から正直者で心の美しい王子様へと成長することができました。

アラジンには「貧しい暮らしを抜け出して宮殿に住みたい」、「一目ぼれしたジャスミン王女にふさわしい人になりたい」という願いがありましたが、実はジーニーにも願いがありました。

それは、魔法のランプから解放されて自由になること。

魔法でどんなごちそうや宝物も出すことができるジーニーですが、彼には自由がないのです。

ランプに閉じ込められた生活から抜け出すことは、ジーニーの魔法の力をもってしても自分で叶えることができない願いでした。

心の優しいアラジンは、自分の最後の願いを使ってジーニーの願いをかなえてあげると約束します。

『アラジン』は、主人公のアラジンだけではなくてジーニーの運命も変えてしまう物語でもあるのです。

アラジン アニメ版ジーニーの最後

アニメ版では、ジーニーの願いはアラジンの優しさによって叶えられます。

アラジンは魔法で隠していた正体が悪者ジャファーの手によって見破られてしまいましたが、無事にジャファーを倒してアグラバーの危機を救いました。

正体がばれてしまった以上、身分が違うアラジンとジャスミンが一緒に居ることは許されません。
ジーニーはアラジンに残された最後の願いを自分のために使って、再び王子に戻ることを勧めます。

しかし、アラジンが選んだのは最初に約束していたジーニーの自由でした。

両腕の手錠が取れて、ご主人様の願いに「ノー!」と言えるようになったジーニーは、自由になった喜びをかみしめて飛び回ります。

この様子に心を打たれたサルタンは、ジャスミンにアラジンとの結婚を許してあげます。

アラジンに感謝の抱擁をして、ジーニーはアグラバーを出て世界一周旅行の旅に出かけていきました。

映画の続編シリーズでは世界一周旅行から帰ってきたジーニーが再びアグラバーに戻りますが、アラジンとは主従関係ではなく親友として接しています。

ランプの魔人であることに変わりはなく魔法も使えますが、ご主人様に命令されなくても自由にランプの中から出られるようになりました。

アラジン 実写版ジーニーの最後

では、アラジン実写版ではジーニーは最後にどうなるのでしょうか。

「自由になる」という願いがかなえられるのはアニメ版と同じなのですが、実写版ではそれに加えてある意外な結末が待っていました。

なんとジーニーは最後に魔法が使えなくなってしまうのです。

実はアラジンの実写版では、ジーニーには「自由になること」に加えて「人間になりたい」とう願いがありました。

つまり、願いが叶えられて最終的にジーニーはランプから自由になて普通の人間になるのです。

人間になるので、ジーニーは魔法が使えなくなって青い肌の色も人間と同じ色に変わりました。

さらに、ジャスミン王女の侍女であるダリアと恋仲になり、ダリアと一緒に船の旅に出ます。そして2人の子どもを授かることができました。

映画の冒頭では子どもに魔法のランプの物語を聞かせる船乗りが登場するのですが、その正体が人間になったジーニーだったという伏線でした。

アラジンのアニメ版と実写版に違いがあるのはなぜ?

アニメ版のジーニーは自由になっても魔人のままであったのに、なぜ実写版のジーニーは人間になることを望んだのでしょうか。

残念ながら、その理由については明確に明かされていません。

ですが、おそらくジーニーにとって人間こそが自由な存在そのものだったのではないでしょうか。

自分で行き方を選ぶ。
夢を見つけてそれが叶うように現実的な努力をする。
恋人と一緒に人生を歩む。

どれも人間なら当たり前のようにできることですが、ご主人様に従うことしかできないランプの魔人には自分からできないことばかりです。

実写版のジーニーは、名声が欲しいや財産をほしがる欲に憑りつかれた人間をたくさん見てきたと言っていました。

囚われの身であるジーニーの目には、ご主人様たちが本来持っている自由という身分がうらやましく思えたのでしょう。

次のご主人様が来るまで1万年もランプの外に出られなかったジーニーが、自由を手にして人間としての人生を手に入れたと考えると、最高のハッピーエンドなのではないでしょうか。

まとめ

ディズニー映画「アラジン」には無くてはならないキャラクター、ランプの魔人ジーニーの最後のシーンについて、アニメ版と実写版の違いを踏まえてご紹介しました。

ストーリーの展開はアニメ版も実写版も同じですが、違う要素が少し加わるだけでジーニーへの愛着や共感がますます高まりますね。

実写版のジーニーが旅に出たその後のストーリーも気になってしまいます。

愉快で楽しいジーニーが好きな方は、ぜひアニメ版と実写版の両方を観てジーニーの感動的な最後の場面を確かめてみてください。